檄が飛ぶ
一週間のご無沙汰でした。
皆様、如何お過ごしでしょうか?
まるほり野菜園のトマトたちは順調に生育を続けており、

19日から、ミニトマトの鉢あげを行いました。
鉢上げ方法の詳細は、昨年のブログ移植はお箸ででご紹介しておりますので良かったらご覧ください。
現場監督の監視の中、

セルから、苗を取り出し、

鉢に置き、

植え込みました。
監督ほどになると、背中でこちらの働きを感じ取れるようです。

根の張りはまずまずと言ったところでしょうか、、、、

3日間で2,000株強植え込み、

現在育苗中でございます。
おまえ


しっかりやれよ。
現場監督の檄が飛びます。

語りまーす!
タネ播きしてから17日目

苗は、本葉が2枚揃ってきて、ポットへの移植をしても良いくらいになってきました。
育ち盛りのトマトたちを応援するかのように、
この日、由仁町は快晴。

お隣のUさんの農地では、地道で的確な融雪活動をされていたので、
もう土が見えております。
まるほり野菜園はというと、、、、、、

まだ、もっさり。

見かねた三田村さんがユンボと由仁町の太陽にも負けない輝く笑顔で助けてくれました。
オーマイゴッド!ならぬ、オーマイ三田村さん!です。
この時期、快晴無風となると、やりたくなるのが

ハウスのビニール下しです。
冬の間、使わないビニールハウスはビニールをくるくると巻き付けて、屋根のトップにくくり付けて
おき、シーズンに下ろして使うのです。
ビニール下しの手順や小話について興味のあるかたは、昨年のブログ夫婦ゲンカの原因NO.1をご覧下さい。
夫婦ゲンカの原因と紹介したビニール下しですが、
有り難い事に、思わぬ助っ人が!!
北海道アルバイト情報社さんが展開している農業応援プロジェクト、『いいね!農style』で、企画や実践農場の管理を担当されているスマッシュ大久保さんとさわやかわかなさん。
『いいね!農style』は、北海道の主な産業である『農業』に関わる生産、加工、販売を生業とする人やそれに感心がある人たちの農にまつわる様々な取り組みを、情報発信する事によって応援するプロジェクトです。2009年から始まった取り組みは、取材や情報発信だけではとどまらず、2010年に三田村さんに畑の一角を借りて農styleファームをスタートされました。三田村さんが農業指導して立派な農園に育ち、昨年、より多くの方に農業の魅力を伝える場を札幌に作りたいと言う事で、札幌の定山渓温泉に程近い、豊滝というところに自社の農園をオープンされています。
豊滝の農園には、育苗施設がまだ完備されていないので、三田村さんのハウスで育苗をされており、
その日は、たまたま管理の日だったのです。

怒号が飛び交う事なく、なごやかムードで進める事ができました。

三田村さん、大久保さん、わかなさん、本当にありがとうございました!!!!!
まるほり野菜園は、北海道アルバイト情報社さんにも、一言では語り尽くせぬ程、お世話になっております。
語り尽くせないので、今、すべては語りません。
また、

何時の日か

語りまーす!


除雪にまつわるエトセトラ
タネを播いてから16日たちました。

天候にも恵まれ、健康的に育って来ております。

根もしっかり生えており

今のところ順調です。
4月の中旬にハウスに植え付ける予定でおりますので、
少し早めですが、そろそろハウスのビニールを掛けたいと思い、
除雪作業を始めました。
メインの通路は、

三田村さんにお願いして機械でやって頂いております。
狭い所は、シーズンオフの間になまった体を鍛える為にも、

まるほり園長の人力で、、、

BGMは、PUFFYのベストアルバムで、、、、

ネホリーナハホリーナで、、、、、

汗だくユキホリマクリーナで終了!
この時期に行う除雪エクササイズは、なかなか清々しい気分になれて良いものです。
ダイエット効果も抜群です。

おすすめします。

師匠の愛と熱い春
タネを播いてから約2週間、

一枚目の本葉も大きくなってきました。
元気に育っています。
同じ由仁町で営農されている農業の師匠、辰也さんからの「珍しいトマトのタネが手に入ったよ」と連絡があり、
心動かされ、予定外の6品種を新たに作る事にしました。
辰也さんは、由仁町で有名なキッチンファームヤードを運営する㈲ファーム大塚の社長さんで、百姓修行を始めたばかりのまるほり園長に農業の基礎を叩き込んでくれた農業の師匠です。
優しく手取り足取り、褒めて育てる手法は取られる方ではありませんので修行らしい修行の時を過ごしました。
機械をこわしたり、思うように作物を収穫まで育てられなかったりとさんざんご迷惑をお掛けしましたが、その時に体で覚えた感覚と経験が、間違いなく今のまるほり野菜園の営農活動の土台として生きていると思います。
感謝と尊敬と畏怖の念を抱くその師匠からのお勧めと
新しいトマトに対する興味には勝てません。
ということで、
定休日にお店に伺いました。

このお店は、ノストラダムスが世界が滅亡すると予言した年に誕生した希望のレストランです。
定休日の為、今回は多くのファンを虜にするお料理のご紹介は出来ませんが、近いうちにレポートしたいと思います!

コーヒーをごちそうになり、早速トマト作りについてアドバイスを頂き、
農場に帰って

播きましたよー辰也さん!
品種は、茶と緑のゼブラ柄で糖度が上がる中玉品種『ブラッディタイガー』、茶色の中玉『マラケシアンヒップ』、
小粒ミニトマトでお口にポーンといれられる『プチポンカナリア』、と『プチポンバイオレット』、
加工用トマト『エスプロッソ』と『P1305』
わくわくします!!!
出来た苗の半分は辰也さんが、残りは自分が作る事になっております。
トマトで師匠越えを果たせるよう頑張りたいと思います。
勉強の機会を頂き、
師の愛を感じた一日でした。
春が近くなり


熱くなってきました。

人は学習する生き物
3月9日
久しぶりに朝からからっと晴れました!!
高い所から畑をみると

るぅぅるるるるるぅぅぅぅ
と呼んでもいないのに夜中にひっそりと現れたキタキツネの痕跡残る畑も
太陽に照らされまぶしく輝いております。
7日には、このようにポヨポヨだった苗たちも、

強い日差しを受けて

ぐっと存在感を増しています。
そして、双葉の真ん中に、

かわいい本葉が顔を出しました。
私は光と温度と水が十分であるように調節するだけの作業しかしておりませんが、
トマトは小さいタネから自分でしっかりと着実に成長してくれます。
ベビィトマトたちと太陽にパワーを貰って
テンションが上がったので、苗を植え込む予定のビニールハウスに

三田村さん特製の籾殻くん炭を融雪剤として散布しました。

くん炭は散布するやいなや、太陽の熱を集めて雪を融かし始めます。

一日晴れていたので大分雪解けが進みました。
と
次の日

るぅぅるるるるるぅぅぅぅの足跡が消えている。。。。
まさかの、、、、

リセット。
この悲しい出来事は、昨年も全く同じ内容で紹介致しました。
昨年の骨折り損をご覧になりたい方はこちらから
⇒くんちゃんとミルフィーユと題し紹介しました。

学習しれ!

現場監督
よォーこそ!
タネは、もう、播いたのかい?
3月1日から3日まで、タネ播きをしました。

タネ播きセットです。
ほっともっとの箸で

セルトレイの土に穴をあけて、一つ一つタネを落とします。
タネの絵袋には、色々な情報が載っています。
この写真の上部には、ローマ字と数字、そしてトマトの病気の名前が書いてあります。

これは、ローマ字と数字は耐病虫性遺伝子の名前で、この遺伝子をもっていることを示しています。
このトマトは、トマトモザイクウイルスや葉かび病などに強い品種なのです。
まるほり野菜園のトマトづくりでは農薬を使わないようにしていますので、品種選びは、味の他に元々の植物の強さも重視しています。耐病性品種は本当に病気に強く、その違いははっきりしています。品種改良に努力の歴史を積み重ねた育種家の皆様に大感謝です!
ちなみに遺伝子といっても、このトマトは遺伝子組み換え作物ではありません。昔ながらの品種改良技術で地道に作られた品種です。
タネを播いたら

地中の電熱線で温める温床にトレーをおいて、

0.07㎜の厚さの農業用ポリフィルムを6重にしたトンネルで包み込み、

タオルケットや毛布を被せ

さらに外側を、2重の農ポリと厚手のブルーシートで被い、その上にまた農ポリのカーテンを作って覆います。
外気温がマイナス8℃の夜でも、タネの周りの土の温度を25℃ほどに保ち、発芽を待ちます。

発芽予定日の後、天気予報から晴れマーク消えており。。。。。。。。
天気予報をいくら睨みつけても何も変わりはしないわけで。。。。。。
とうさん。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

純。。。。。。。

2014年の栽培が始動しましたよ!

皆さん

お久しぶりです。
伊勢丹催事の結果報告やお礼など、ブログにまとめないうちに農業シーズンに突入してしまいました〜!
催事から帰ってきてから、インフルエンザらしき風邪や粉瘤(ふんりゅう)というくっさいオデキの摘出手術など
とほほな出来事満載でした。
伊勢丹催事に来て頂いた皆様、申し訳ございません!!
折を見て、ご報告いたします。。
3月になりました。
タネを播いて、今シーズンの始まりです。
まずは毎年恒例のタネならべから、、、

昨年は24種類のトマトを作っていましたが、
美味しいもののみ、思い切って7種類に選抜しました!
(昨年のタネの種類とタネ並べの様子はこちらから⇒たねの記念撮影)
おもしろい野菜を見ると作って食べてみたくなる気持ちをぐっと抑えて、
「美味しいをお客様にいつもお届けできる」をテーマに今年は頑張りたいと思います!!
ならべてタネの撮影して満足したら、種播き準備開始です。
と、まるほり園長と体のフォルムともみあげの長さが異なる方が、、、

お隣の農園、タムラナチュラルファームの中村さんが手伝いに来てくれました。
タムラナチュラルファームは、すすきのでレストランバーや居酒屋など7店舗を展開するタフスコーポレーションの自社農園で、中村さんは農園の長です。
タフスさんには、レストランでトマトを使って頂きながら、作業も手伝って頂いたりして、
ありえへんお世話になりようでして、、、

ナイススマイルアンドキレイナシゴト。
中村さんありがとうございました!!
手伝うどころか邪魔ばかりしますが、、

最近、この生物と再び仲良くなりました。
